物件種別– category –

物件種別は、売却したい不動産の種類ごとに、適した売却方法と業者を検討するためのカテゴリーです。マンション、戸建、土地、収益物件、一棟アパートを扱います。

物件の種類が変われば、買い手となる業者の業態そのものが変わります。区分マンションの買取再販を主力とする会社は、一棟アパートの取得には動きません。一棟収益物件を扱う会社は、実需向けの戸建には関心を示しません。土地は、開発事業者・建売事業者・隣地所有者と、想定される買い手が分かれます。同じ「不動産買取」という看板を掲げていても、実際に買う物件はまったく違うということです。

収益物件と一棟アパートについては、実需物件とは評価の方法自体が異なります。実需の戸建やマンションが取引事例をもとに評価されるのに対し、収益物件は賃料収入から逆算する収益還元法が中心になります。したがって、入居状況・賃料水準・修繕履歴といった情報の整理が、そのまま査定額に直結します。オーナーチェンジでの売却か、空室にしてからの売却かという判断も、価格を大きく左右します。

私は新築マンションの商品企画から中古マンションのリノベーション再販の立ち上げ、そして戸建・土地・収益物件の査定実務までを経験してきました。物件種別ごとに、業者が査定額のどこを見ているかは、それぞれまったく異なります。本カテゴリーでは、その違いを前提に、物件の種類ごとの売却ポイントと業者比較をお届けします。

なお、物件が共有名義である場合や、再建築不可などの事情を抱えている場合は、物件の種類よりもその事情のほうが売却先を大きく左右します。その場合は訳あり物件カテゴリーの記事もあわせてご覧ください。

1